ゲーム開発やプログラム関係でよく聞く言葉に「車輪の再発明はするな」っていうのがあります。
「車輪の再発明」とはすでにある技術を知らずに(または意図的に無視して)位置から作ることを意味します(wikipedia参照)。
たしかにすでに技術が確立しいてそれを無料で使える状態になっているのならば使った方が良い。目的達成のために最短の道になるようにあるものを賢く使っていくのは正しいと思います。
目的が成果物だけであればそれで良いと思います。
だけどそうじゃない人間がいるんですよ
再発明するのはバカみたいな感じに言われるのはちょっと腹が立つので再発明の利点を書いておきます。
目次
そもそも再発明じゃないのよ
だいたいそういうものがあるのは知ってるんですよ。だからそもそも本人にとっても発明じゃない。
「あのゲームのあれってどうやってやってるんだろう?」みたいな感じですでに見たことも触ったこともあるわけです。
たとえそれのプログラムが無料で使えるものがあっても気になるんですよ。どうなってんのかな?って。
また無料で使えるものが「なんか違う」みたいなこともあったりするのでそうするとやっぱり気になるんですよ。
気になったらやるしかない!
好奇心こそ最強のモチベーション!!
自分で作ると勉強になる
そもそもゲームを作りたいだけならツクール系のソフトとかで作った方がいい。それが一番早い。だけどそれが嫌だからプログラムで作ってるわけですよね?違う?
プログラムで作りたいならやっぱり自分のプログラミング技術も高めていくことが大事です。
自分で作ってみようと思うと知らないことがわんさかと出てきます。もう全然わかんないことだらけ。
でも「どうなってんの?」って好奇心があれば調べたり研究したり試したり、わかんないことに立ち向かえるんですよね。
そうやって知らないことに挑戦してると知識も技術も少しずつ増えてきます。できることも増えてきます。
プログラミングしてて「できることが増える」ことが一番楽しいことだと私は思います。
再発明とか関係ないんですよ。
「俺が作った」って言いたい
ていうかね、正直自分でゲーム作ってるんだから「全部俺が作った」って言いたい(笑)。
自分が好きでゲーム作ってるんだから全部自作してこそ「俺が作ったゲーム」。
料理が趣味と言ってる人がいて、でも味付けは全部市販のソースだったら「本当に趣味か?」って思うでしょ?
仕事じゃないなら「全部俺」を目指してもいいじゃない。
プログラムは楽しい
仕事で締め切りでもない限り最短の道を行く必要なんてないんですよ。
だったら無駄なことでも楽しんだ方がいいんですよ。
またひょっとしたら再発明の開発中に何かに気づいて「本当の発明」があるかもしれないしね!
再発明とかどうでもいいんですよ。作りたいと思ったら作るのが一番です。