WEB制作・ゲーム開発・プログラミングなどのブログ

INWAN'S LABO

なんか春になって気分もいいし、たまには自分語りなんてのもしてみようかな?

 

私が専門学校に通っていたのなんておよそ20年前のことですが「これからゲーム作りたい!」って思っている中学生・高校生の参考になればと思って書いておきます。

 

 専門学校入学から

私は高校を卒業して専門学校に進んだわけですが実は最初ゲーム科ではなく情報処理科に入学しました。

なぜかというと、やっぱりゲームだけじゃ不安だったからです。

 

ゲームは作ってみたかったけど、もっと他にもいろいろパソコンでできることを知りたかったんですよ。

あと、私はファミコンが好きだったけどプレステが出てゲームが3D化してきてから興味が減っていったっていうのもありました。

 

で、情報処理科に入学しまして、まずはC言語の勉強から始まりました。

というのも最初に目指す情報処理第二種(今は基本情報技術者?)はC言語2級程度のプログラミング能力が必要らしく、そのためまずは7月のC言語2級試験合格を目指して授業が進められました。

 

結果として7月の試験に合格し、次は11月の情報処理第二種試験のための勉強が本格化しました。

 

これまた結果として私は見事に合格したわけですが、自分で言うのも何ですがよく半年で取れたものです。

受かったのは私含めて学年で数人でした。

 

しかし、私はこの後しばらく学校に行かなくなりました。

なぜかというと、この半年資格試験の勉強ばかりしてパソコンを全然触らなかったからです。

私はパソコンでどんなことができるのか知りたくて、パソコンで色々やってみたくて情報処理科に入ったのに教わることは試験対策のみ。

資格試験に合格し、やっとパソコンが触れるのかと思いきや次は1種の勉強なんて!!!!

 

心の折れた私は部屋に引きこもりギターばかり弾いておりました。

当然、親と喧嘩になり、「ならばゲーム科に行かせておくれよ!」と要求し(ゲーム科ならパソコンいっぱい触ると思った)、翌年春からゲーム科に行くことになりました。

 

※情報処理科は就職のための資格取得が最優先のようでした。

 

 ゲーム科について

ゲーム科に登校して感じたのは情報処理科との雰囲気の差!!

明らかに何かが違った。。

 

情報処理科ではノートパソコンは授業でたま~に使う以外は机の上にだすことはなかったのですが、ゲームコースは常に全員ノートパソコンを起動しており、しかも!なんだかみんなブルーの線でつながっている!!(しかも、この線は学校のものではなく、生徒が勝手に用意してつないでいた模様)

さらに、なぜだか結構仲間グループが既に出来上がってたり、なんだか打ち解けている模様!俺氏困惑!

ちなみに当時はまだwifiなんてなかったし携帯もまだ普及し始めたくらいだったよ。

 

まぁ、そんな衝撃的なスタートからゲーム科生活が始まったわけですが、情報処理科と違ってゲーム科には特に目標はないので毎日なんだかフワフワした感じでした。

 

それはそれで最初は良かったんですが、半年もすると「一体何をやってるんだ!?」と感じ始めました。

 

まずはC言語の授業の遅さ。

情報処理科では7月で2級を取ることを目標に授業が進んでいったんですがゲーム科は1年経っても3級すら取れそうにない授業内容でした。

 

さらにはゲームデザインなんて言う小学校の図工みたいな授業があったり(ゲームのアイデア考えてねってだけの時間)、3DCGの授業があったり(1年かけて自分の人形作りました。20年以上前なんで3Dはまだ全然一般化してないのよ。学校曰く、プログラムができない生徒の救済策なんだそうな)。。。

 

唯一楽しかったゲームプログラミングの授業でも1年でやったことは、画像を表示して動かして矩形と円の当たり判定をつける程度だったように思います。(ちなみに最初の環境はDOS。画像表示するのもマスキングしたりけっこう面倒だったと思う。学年後半からDirectXだったと思う)

 

そんな散々な授業内容ながら3学期は制作実習という・・何を作れというんだ・・とは言いつつも北斗の拳風なキャラクターがでる謎のタイムアタックレースゲームを作り上げました。

 

で、翌年ゲーム科の2年に進んだんですが、これが全く記憶にない!!

 

1年目と大差がなかったのか記憶が被っているのか何も覚えていません。

たぶん大したこと習ってない( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

なんかプレステで作ったのだけ覚えてるわ。。

 

この年の制作実習はアフロヘアーの主人公の横スクロールアクションゲームでした。

ちなみに授業ではしょっぼいシューティングゲームの基本しか習ってないです。

 

そんな記憶すら残らない授業ながら何故か3年目に進学。

しかし、3年目は1年間制作実習という設定。

ここまで大したこと習ってきてないんだから少しは授業でなんか習うだろうと思ってはいたんですがなんにも教われず、あげく「できるやつは自分で調べてやっている」という先生の言葉に心が折れ、「おれは一体学校に何しにきてるんだ?」と思い、学校を去ったのでした。。。

 

これがおよそ20年前のお話(‘ω’)ノ

 

振り返って

まぁ、専門学校なんて日本中にめちゃくちゃあるでしょうからもっと素晴らしい学校もたくさんあるだろうとは思います。

 

しかし、過去を振り返り、そして現在のゲーム開発の環境を考えるとゲームの専門学校なんて行かなくていいと思います。

 

あの当時はインターネットの普及もまだまだで情報も少なかったし、本屋に行ってゲーム制作の本を探してもほとんどなかったです(本は存在していたかもしれないけど、見つけられなかった。。)

 

それを思うと今はゲームエンジンなんて便利なものがあるし、情報も腐るほどあります。

私の心を折れさせた「できるやつは自分で調べてやっている」という先生の言葉は今現在では「まったくおっしゃる通りです!」と返さざるを得ない状況になってます。

 

わたしが20年ぶりにゲーム制作を開始してこの一年間でできるようになったことは既にゲーム科で習ったことなどはるかに超えています。

 

あと、ゲーム科に通って感じたことは、ゲーム科のほとんどの生徒は「ゲームが作りたい」ではなく、ただ「ゲームが好き」な人間でした。

 

なのでプログラミングがまったくわからないORやる気がない人間ばかりでした。

ゲーム科の授業はそんな生徒ばかりの平均に合わせているようでした(専門学校は利益を出さなきゃいけないので平均が低いならそのレベルで卒業できるようにしておかないと誰も来なくなるもんね)。

 

もし、「ゲームの専門学校に行くと自動的にゲームが作れる能力が身につく」なんてアホみたいなこと思ってるなら絶対に行かない方が良いと思います!(親が泣くよ)

 

とはいえ、先生方の中には実際にゲーム開発のメインプログラマーだった人もいたりするので(私の学校にも一人いた。たしかPCエンジンのゲームだった)、もし専門学校に進んで授業がクソでつまらない人はそういう先生を休憩時間や放課後に捕まえてどんどん質問すると良いらしいですよ(私はそんなやる気のある生徒ではなかった。。)。